デザインチーム:
タイムライン:
2021年7月ー8月
私たちのチームが協力した非営利団体Gracepoint Seattleは、毎週イベントを開催しています。カメラや他の機材がいろいろな場所に保管されており、ボランティアはそれを探して戻すのに手間がかかっています。
以前はGoogleスプレッドシートとラベルで機材を管理していましたが、探すのが大変で、やり取りが多くなり非効率的でした。その結果、この方法は使われなくなりました。
このプロジェクトの目的は、多くのボランティアが使う複数の場所に分かれた備品を、いつでも確認できるようにすることです。
2020年の冬、Gracepointのメンバーは、コードスキャンとデータストアを使って機器を管理するRMSを開発しました。しかし、その複雑さがボランティアや管理者による導入を遅らせました。
ユーザーのニーズを理解するために、私のチームはRMSを使い慣れた参加者と初心者の7人にインタビューを行いました。そのフィードバックを分析して、主要な課題や関連するポイントを特定しました。
解決策を探るために、私のチームは何度もアフィニティマッピングを行って、問題点と設計すべき重要な機能を決めます。
ぞの後は、ユーザーパーソナとジャーニーマップを作成して、問題とデザインの機会についてより良く、全体的に理解するために分析を続けました。
リサーチ分析の結果、私のチームと私は主要な発見をまとめ、ユーザーの問題点とニーズとの関係をマッピングしました。
アプリの構造を理解するために、私のチームと私は、さまざまなアクションとページのつながりを示すユーザーフローを作成しました。
アイデアを実行に移すため、私のチームと私はアプリのワイヤーフレームを作成し、さらにアイデアを出し合いました。
ワイヤーフレームが作成された後、私のチームと私は以前インタビューした現在のボランティアやユーザーと一緒にユーザーテストを行いました。
これらのテストを元に、私たちのチームは最終デザインにいくつかの重要なデザインソリューションを取り入れました。
アプリのデザインとプロトタイプを詳しく見る
以下のフローでは、ユーザーがアイテムを素早くかつスムーズにチェックアウトできて、スキャンは必要ありません。
ユーザーはアイテムをすぐに確認して、すぐシステムに戻すことができます。
このデジタルプロセスは、ユーザーがアイテムを元の場所に戻す作業を完了させ、他のユーザーにアイテムの場所を伝える手助けをします。
ユーザーリサーチの重要なポイントの1つは、以前のシステムで複数のアイテムを借りることが非常に面倒だと感じていたことです。
事前に予約できるようにすることで、ユーザーにとってより便利で整理された環境が作られます。
以下のフローでは、ユーザーが変更や最新情報に基づいて整理をサポートするために変更を行えます。
ユーザーはアイテムやリストを素早くかつ効率的に更新でき、組織内の他の人々も全体の在庫状況を確認できるようになります。
特定のアイテムに関する詳細を追加できる場所が、新しいRMSデザインを以前のGoogleスプレッドシートと違うところです。
アイテムの詳細を編集するだけでなく、ユーザーはリストの整理を変更することもできます。
組織の問題はユーザーの大きな課題の一つで、リストを調整できるようにすることで、もっとサポートできます。
Material UIのいくつかのコンポーネントを取り入れ、私たちのチームはRMSアプリのさまざまなコンポーネントをデザインしました。
スパークブルー
#3B99F7
スパークイエロー
#FCBE00
ライトスパーク
#FFFFFF
ダークスパーク
#000000
グレイスパーク
#E5E5E5
新しい体験を試せるインタラクティブなプロトタイプを使って、完全なユーザーフローを体験できます。
このプロジェクトを通じて、ユーザーのニーズを考慮していなかったシステムを改善できました。ターゲットユーザーと直接やり取りし、デザインチームや開発者と一緒に、もっとユーザーに合った製品に改善しました。
このプロジェクトを進める中で気づいた他の機会としては、Gracepoint以外の団体にも広げて、より多くの人々に使ってもらう可能性を探ることや、モバイルデザインを基にして、デスクトップアプリやウェブサイトを作って、多くのプラットフォームに対応することです。